レガシィフルモデルチェンジで何が変わるの?
https://www.subaru.com/vehicles/legacy/gallery.html
今回の新型レガシィは、スバル・グローバル・プラットフォームという新しいプラットフォームに変更されました。
これは、従来よりもボディ剛性アップや軽量化したボディ骨格で、スバルの将来にわたる、ガソリンエンジン車、ハイブリッド車、EV(エレクトリック・ビークル)車作りの基本となるものです。
このスバルグローバルプラットフォームが最初に登場したのは、2016年の新型スバル・インプレッサです。
このインプレッサは日本でもジャーナリストがその走りを絶賛していました。
高級感のある走りでありながら、スポーティであるその走りは以前のインプレッサとはまるで違うクルマになっていたのです。
そのスバル・グローバル・プラットフォームが今回の新しいレガシィとアウトバックにも搭載されます。
外見は現行型とそれほど変わらないアウトバックですが、走りは大きく進化することになるでしょう。
次にエンジンです。
新しいレガシィB4には現行型のエンジンにはない、直噴エンジンが搭載されます。
これは、シリンダー内にインジェクターから直接燃料を噴射することにより、燃焼効率を上げてパワーと燃費を絞り出すというものです。
スバルでこの直噴エンジンが最初に登場したのは、2012年に登場したレガシィB4の水平対向4気筒2.0DITターボエンジンです。
そして、今回もう一つのエンジンの進化がターボエンジンの復活です。
新型レガシィには従来のレガシィB4の2.0リッターターボエンジンのようなハイチューンエンジンではなく、さらにインテリジェンスな燃費とパワーの両立を果たした2.4リッターターボエンジンが搭載されます。
排気量アップ+ターボは新型レガシィとアウトバックに新しい走行性能を約束するものです。
その他、内装では最新のタッチディスプレイを備えた、インフォテインメントを集約されたシステムが搭載されています。
現行型と最新のレガシィB4では全くの別物と言えるほど、その中身は変わっています。
国内販売を楽しみに待ちたいですね!
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レガシィフルモデルチェンジでエンジンは新開発を搭載するのか?
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新型レガシィB4になり、エンジンも新開発の水平対向4気筒エンジン(ターボと自然吸気)を搭載してきました。
以下に現行型レガシィB4のスペックを載せます。
車名・型式 | スバル・DBA-BS9 | ||
---|---|---|---|
車種 | LEGACY OUTBACK | LEGACY OUTBACK Limited | |
2.5L DOHC | |||
AWD(常時全輪駆動) | |||
リニアトロニック |
現行型レガシィB4のエンジンパワーは175馬力/5800rpmで最大トルクは24kgf・m/4000rpmとなります。
下は新型レガシィ(米国仕様)のスペックになります。
https://autoprove.net/subaru/legacy/179804
ベースモデルの水平対向4気筒2.5リッター自然吸気エンジンはエンジンの直噴化により、175馬力→182馬力となり7馬力のアップとなっています。
しかし、いまだにエンジンの直噴化をしていなかったのは正直驚きました。
スバルは他社よりも10年〜20年はエンジンの直噴化に遅れてましたからね。
スバルが初の自社製ガソリン直噴システムを採用したのはFA20型 DITエンジンで2012年の5代目レガシィに搭載されました。
今回の新型レガシィB4はFA24型ターボになりますが、パワーはFA20型ターボよりも落ちています。
しかし新型レガシィB4はエンジンの直噴化により、燃費とパワーの両立を図ったエンジンになっていて、これも時代の流を感じるところですね。
こうなると以前からのファンは「パワーが落ちた」と言うことが多いのですが、排気量がアップしてパワーはわずかに下がっただけなので、低速域での力強さはむしろ新型の方が上だと思います。
結果、新型レガシィの2種類のエンジンはパワーと燃費が向上し、新型にふさわしいエンジンに仕上がっています。
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レガシィフルモデルチェンジでアイサイトは改良されたものを搭載か?
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新型レガシィには最新バージョンのアイサイトが全車に搭載されています。
現時点では米国スバルのアウトバックの装備しか確認できないので、それを元に紹介したいと思います。
でも、日本版アイサイトもほとんど変わらないと思うので問題はないと思います。
車線中央維持制御や先行追従操舵制御のアイサイトツーリングアシストを装備しています。
あと、フロントガラスにLED光を照射することにより、アイサイト作動状態をドライバーに伝えるアイサイトアシストモニターを装備しています。
アイサイトのソフトウェアの更新は逐次スバルのディーラーで対応できると思います。
最近の車はこのように、まるでスマートフォンのように頻繁にソフトウェアのアップデートを行いますので、ユーザーにも最低限のIT知識が必要になってきます。
小学校でプログラミング教室が始まったのも、そんな未来を予想してのことでしょう。
アイサイトコアテクノロジーと言われる、基本的な装備は全車に搭載されていますから、あとはソフトウェアを最新にしてやることで最新バージョンのアイサイトを使えるという訳です。
メーカー自身もハードウェアのアップグレードは必要になってきますが、パソコンやスマホのように一度作ってしまえば、数年はソフトウェアを更新することで最新バージョンのアイサイトが使えます。
各メーカーが車体も共通するように、アイサイトのようなシステムも数年に渡って使い続けるという訳です。
その開発費はクルマ本体並みに莫大なものだと想像できますし、クルマ本体と同じくらいこれからのメーカーにとっても大切な要素になってきます。
この辺りの最新技術はハードの進化も必要ですが、メーカー自身のソフトウェア開発能力が問われる分野にもなってきます。
そのため、各メーカーとも大手のIT企業や通信メーカーと提携してこれからの競争に備えています。
車自体の魅力よりも、これからはこういう最先端の安全技術や自動運転の技術にユーザーは注目しているという証拠でもあります。
スバルは米国でブランドイメージも確立していますし、あとはアイサイトや自動運転やEVの分野でどう開発を進めていくのかが鍵になると思います。
しかし現時点ではスバルは車自体の魅力とブランドイメージ、アイサイトなどの安全技術の進化でこれからも米国のみならず、さまざまな国で人気になることは間違いなさそうです。
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