ここでは、新型レガシィアウトバックのサイズや内装、ターボモデルについて書いていきたいと思います。
レガシィ、アウトバック、レヴォーグ、BRZとスバルの走りは世界で認められています。
スバルの看板車種であるアウトバックはどのように進化したのでしょうか。
内装の進化具合やターボエンジンの特徴やメリットについてもお話したいと思います。
レガシィ新型アウトバックのサイズは大きくなる?
https://www.subaru.com/vehicles/outback/index.html
現行型と新型アウトバックのボディサイズは以下になります。
現行型アウトバック:全長4820mm×全幅1840mm×全高1605mm
新型アウトバック:全長4860mm×全幅1855mm×全高1680mm
全長と全幅は少し大きくなった程度ですが、全高が75mmも高くなっているので印象がだいぶ変わりました。
このサイズでは都心部のマンションの立体駐車場はもちろん無理です。
確か一般的なマンションの立体駐車場は幅が最大1850mmです。
となるともともとアウトバックでは高さも無理ですが、この幅は駐車できないことになりますね。
レガシィB4の方は1840mmとなんとか収まっていますが、こちらは日本に導入されるか分かりません。
つまり新型アウトバックはとんでもなく大きくなったという事が言えると思います。
都心部や地方の狭い繁華街などではきっとその大きさを持て余すことでしょう。
もしかしたら、そういうボディの大きさのネガを解消する目的で全高を高くしたのかもしれないですね。
車高が高くなると辺りを見回すような視線になるので、運転もしやすくなるわけです。
この点はスバルXVやフォレスターに似て来ているとも言えると思います。
この新型スバル・アウトバックはサイズや佇まいを見ても、古き良きピックアップを愛するアメリカ人に向けて開発されたクルマだと分かります。
アメリカはテスラなどのEVが急速に発展している一方で、ハイブリッドですらあまり知らない保守的な層もまた多く存在します。
彼らの生活にはピックアップトラックが欠かせないでしょう。
今回のアウトバックも、大きな荷室や高くなった全高と、全天候型ピックアップトラックと言ってもいい内容です。
そこに最新のIT技術を盛り込んだのです。
日本で買う場合には、他にも適度なサイズ感のスバルXVやフォレスターがあります。
そこはよく検討する必要がありそうです。
https://www.subaru.com/vehicles/outback/index.html
レガシィ新型アウトバックの内装は良くなった?
https://www.subaru.com/vehicles/outback/index.html
新型アウトバックはボディサイズが拡大されたお陰で開放感がまるで違います。
全長、全幅もアップしてますから、車内も快適に過ごす事ができます。
新しい所では、レザーシートの質感がアップしました。
これは新型フォレスターあたりから始まった内装で、見た人もいるかもしれません。
しかし、一番の内装の違いは、最新の車載コネクティビティ&ナビゲーションシステムになります。
11.6インチのフルHDディスプレイを中央に置いた、最新型のインフォテインメントシステムです。
車両制御やエアコンやベンチレーションシートやオーディオ、スマホ連動などさまざまな操作がタブレット感覚で操作できるようになっています。
Apple「CarPlay」、グーグルの「Android Auto」に加えて、「SUBARU STARLINK」を装備しています
そして新たに「SmartDeviceLink」に対応するアプリを利用でき、スマートフォンのOSを問わず多様なアプリが利用できるようになっています。
しかし、基本的にはBrackBerryなどのOSを使う人はあまりいないと思いますから、iOSとAndroidが中心になってきます。
Googleマップと連動したAndroidはAppleよりも優秀で、多くのアドバンテ−ジを持っています。
ベンチレーションシートは背もたれと座面に冷風が通る仕組みになっていて、新型スバルアウトバックでは下の写真のようにタッチパネルでベンチレーションを調整できるようになっています。
https://www.gqjapan.jp/car/news/20190423/subaru-outback-news
新型スバルレガシィ・アウトバックはボディ剛性アップによる乗り心地の向上と、洗練された内装機能とデザインによって、どんなステージでも快適に過ごせるように進化しています。
https://www.subaru.com/vehicles/outback/index.html
レガシィ新型アウトバックのタ-ボモデルは出ないのか?
https://car-repo.jp/blog-entry-1654.html
新型レガシィアウトバックのパワーユニットは2.4リッターの水平対向4気筒直噴ターボエンジンでついにターボが復活しました。
従来通りの直噴化により効率を高めた2.5リッター水平対向4気筒自然吸気エンジンも用意されています。
組み合わされるCVTのリニアトロニックは、変速比幅をさらにワイド化し駆動力の伝達効率が追求した仕組みになっています。
CVTと言えども他社の高性能ATやDCTに負けない性能を持っていると言えそうです。
他には走りを支えるメカニズムのアルミ製ロアアームや新設計ダンパーを採用して、ハンドリングと乗り心地が向上しています。
以下がスバルアウトバックのターボモデルのスペックになります。
(新型レガシィ・アウトバック ターボエンジン )
駆動方式=4WD
エンジン=2.4L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=260馬力/5600rpm
最大トルク=376Nm/2000-4800rpm
トランスミッション=CVT(リニアトロニック)
タイヤサイズ:前後:225/55R17~225/50R18
※北米参考値
このターボは以前のスバル2リッター水平対向4気筒ターボエンジンよりも排気量が大きく2.4リッターとなったので余裕があります。
具体的には、パワー型のエンジンというよりも自然吸気エンジンに近いセッティングで最近流行の低回転域でタービンの排圧を高めレスポンスを良くする仕組みになっています。
また高回転域では、回転を維持できるようにバルブ制御によりターボの加給圧をコントロールしています。
それらを進化したリニアトロニックCVTが制御して走りをコントロールしています。
つまり低い速度では力強く、高い速度ではその速度を保つというエンジン特性です。
しかも、スバルは他社よりも排気量の大きい2.4リッターターボエンジンなので、パワーやトルクが一枚上で、こういう車で冒険をするにはとても心強いものになります。
新型スバルアウトバックは悪路走行もお手のもので、オールシーズンを通してアクティブに使うことができます。
通常の自然吸気水平対向4気筒2.5エンジンもスバルフォレスターでその良さが証明されてるのでこちらもオススメですが、パワフルに使いたいのならターボモデルがオススメです。
燃費も以前のスバル2リッターターボよりも良さそうな印象です。
日本での登場がますます待ち遠しいですね。
新型スバルアウトバックの日本発売は2020年春を予定しています。
https://www.subaru.com/vehicles/outback/gallery.html