スバルではレガシィアウトバックを発売していますが、マイナーチェンジを発表し、新たな車種が日本でも発売されることになります。スバルのユーザーにとってみれば待望の瞬間であり、マイナーチェンジ後のD型はどうなるのか、多くの人がその全貌を楽しみにしています。燃費や性能、そして外観や内観はどう変化していくのかなど、その細かな部分を誰もが知りたがっています。
レガシィアウトバックのマイナ-チェンジ(エクステリア編)
外装、エクステリアの部分から見ていくと、さほど大きな変化があるわけではありません。ただ細かな部分を見ていくと前のバージョンとは違う部分も感じ取ることができます。
例えばフロントグリルやフロントバンパーの部分を見ていくと、フロントグリルのデザインが少し変わっており、前方にスバルのエンブレムがついている形になっています。
黒をベースにしており、フロントバンパーに関してもやや変わっています。デザインの変更自体にそこまでの影響はないものの、よりスタイリッシュになったのがマイナーチェンジ後の特徴です。
次にヘッドライトの部分ですが、こちらもデザインの面でやや変更があります。ヘッドライトの内側の部分がV字型になっている点です。
そしてこれまでにはなかったステアリングに連動したヘッドランプを用いるようになっており、ドアミラーに関してもLEDのランプをつけたものになっています。
これにより、他の車からの見えやすくなり、より安全に走行することができるようになっているのがポイントです。実際に運転していると、前の車の状態がわかりにくいことがありますが、こうしたものがあることで少しでも見えやすくさせることが可能です。
レガシィアウトバックのマイナ-チェンジ(インテリア編)
インテリアとしてマイナーチェンジ後のポイントとしては、ディスプレイが大型になったことがいえます。大型になることで視認性が高まるというのがメリットですが、このためにエアコンのユニットなどをまとめるなどして工夫がなされています。
内装に関係するインパネの部分は周りをシルバーで囲むことで、スマートな印象を与えるだけでなく、高級感を増すことができます。グレードによってはさらに加工がなされ、より高級感がかもし出されるのも魅力的な要素です。
レガシィアウトバックのマイナ-チェンジ(駆動系・安全装備編)
その一方でエンジンに関していえば以前のモデルとそこまで大きくは変わっていません。マイナーチェンジをしてもこの部分はいじらなかったとも言えますが、全く変わっていないとも言い切れません。エンジンを多少改良しており、加速感を感じさせる走りを体感することができるようになっています。他にもブレーキなどもより改良されているほか、操作性がより安定しかつ向上していること、ハンドルを切る時に旋回性を向上させるなど、さまざまな部分で改良がなされているのも大きなプラスの部分です。
スバルといえば安全装備が充実しており、アイサイトは他の自動車メーカーよりも優れた安全装置とされています。当然ながら今回のマイナーチェンジでも導入されていますが、他にも安全装備はついています。他の自動車メーカーの車にはついているものもある自動ドアロックシステムが初めて搭載されました。
自動ドアロックシステムは20キロ以上で走行すると勝手に鍵がかかるシステムです。自動ドアロックシステムの面白い部分は、自動車が停車した場合や運転席のドアが開閉した場合、エアバッグが作動した場合にロックが解除されて自動的に開く形になっている点です。
マイナーチェンジでアイサイトの性能を向上させたことと、もう1つアイサイトセイフティプラスというものを導入しています。アイサイトセイフティプラスとは前方だけの安全を見るだけでなく、レガシィアウトバックから見て全方位に関する安全性を高めるための安全装備とされています。
例えば、車線を変更する際に後ろからやってくる車の存在を知らせるシステムや今まではドライバーが変えていたハイビームとロービームの切り替えをアイサイトが行ってくれるシステムなどが搭載されており、ドライバーを支えます。
ドライバーを支えるという点では運転中に発生してしまう死角に関する部分を少しでも減らしていく機能も搭載されています。例えば後ろに人や荷物を載せていて、後方の様子が見えにくい場合にその死角を減らしてくれるミラーの存在や前の部分や助手席部分の死角を減らしてくれるモニターの存在が特徴です。
これらの機能を利用していくことで死角を最大限なくしていくことが可能になります。
レガシィアウトバックのマイナ-チェンジ(まとめ)
最後にマイナーチェンジをしたレガシィアウトバックの燃費についてですが、こちらに関してはさほど変化していないのが実情です。劇的に燃費が向上するようなことにはなりません。しかしながら、エンジンなどで改良が見られたため、若干ながらも改善されている可能性はあります。前に比べて燃費が悪くなることは考えにくく、多少は燃費がよくなるかもしれない程度の認識で大丈夫です。これらがマイナーチェンジの全貌であり、より魅力的な車になっています。