現在のスバルの看板車種でもあるレガシィは、ステーションワゴンの「ツーリングワゴン」、セダンの「B4」、クロスオーバーSUVの「アウトバック」の三つの種類があります。2014年に発表された6代目からは「B4」と「アウトバック」の2タイプとなっています。
レガシィアウトバック(6代目)のモデルとしての位置づけ、装備面は!
従来レガシィのアウトバックは、かつてのアウトドアブ-ムやスノボブ-ムなどに使って頂けるようアクティブな印象が強かった車種ですが、近年ではツーリングワゴンが外されターボユニットはWRX S4やレヴォーグなどが受け継ぐことによって、新たにトラッドな大人のセダンというイメージの車になりました。
装備面としては、今は最重要視ともいえる衝突安全評価や予防安全評価などもスバルのメ-カ-としては売りのひとつとしているだけあって評判高く、安心して乗ることができます。
シートはメーカー装着オプションとしてレガシィのもつ「大人のクルマ」らしく本革シートをセレクトすることが可能です。スバルの本革シ-トは、昔から座りごごちもよく評判もよいので余裕があればセレクトしたいものですね。
色調は力強さのある人気定番のブラックや落ち着きのあるアイボリーから選ぶことができます。
もちろん見た目だけではなく快適性装備も十分で、シートヒーターが乗る人の体を温めたり、前後にスライドするだけではなく高さも変えることができる設定のため、快適なドライビングポジションで車に乗ることができます。
燃費も良く様々なオプションもつけることができるため、大人が満足できる車となっています。
気になるレガシィアウトバックのモデルチェンジの予想、うわさとは!
そんなレガシィアウトバックに乗りたい人に気になるのがモデルチェンジの時期だと思います。車のモデルチェンジは定期的に行われることが多いですが、7代目となる次のフルモデルチェンジの時期は2019年が最有力だとされています。
この年になぜ変わるかというと、先代のレガシィを始め、先代のイプレッサや先代のXVなどのスバル車は、全て初期型のAモデルの発売から5年後にモデルチェンジするというパターンになっているためです。
このパタ-ンにあてはめると現行型が発売されたのが2014年10月24日であるため、そこから5年後となると2019年の10月ごろと考えられます。
ところが、2020年になるのではないかという予想もあるんですよ。
レガシィアウトバックのモデルチェンジが2019年ではなく2020年となる理由とは!
これはひとつに日本の国内市場ではレガシィよりもレヴォーグとWRX S4の方が重要視されているという現状があるためではないかと考えられています。
2017年のD型へのマイナーチェンジではアイサイトとツーリングアシストがこの2車種のみに採用されていることから明らかとなっています。
そのため2020年に発売することによって、アイサイトの新バージョンが投入されたり、新しいエンジンが投入されることも予想されます。
スバルでは2020年に衝突回避システムアイサイトの最新バージョンを投入する予定であることをすでに発表しています。
アイサイトの最新バージョンではステレオカメラに加えてレーダーとデジタルマップを搭載し、自動車線変更機能がつくなど様々な機能を充実させる内容となっています。
つまり、2019年に投入するのではなく新しいアイサイトを乗せて新しいモデルを発表するという可能性は十分あり得るのです。
次期レガシィアウトバック、B4のプラットフォームには、スバルの新型プラットフォームであるスバルグローバルプラットフォームが採用されることが確実視されています。
また、外観のデザインと内装のデザインは2018年に北米デビューする新型アセントと似たデザインになるとも考えられています。
そのアセント並みに動的質感を表見することで高級感のあるデザインになるのではないか、と予想されています。
スバルレガシィアウトバックのモデルチェンジのまとめ
スバルの車は走行性の高さから雪国でも十分に活躍できるとして人気の車種です。独自の走行感覚があり、その乗り心地は「魔法のじゅうたん」とも呼ばれています。
モデルチェンジをしたとしてもこのような感覚は失われることはないと考えられ、運転中に感じる重心の低さと安定性は自分が思うように運転できるという感覚にしてくれます。
高級車でありながら、じゅうぶんに運転することを楽しむことが可能です。
また、アクセルを踏んだ時の感覚が他の車種とは異なり、踏めば踏むほど湧き上がる泉のような感覚になると評されることもあります。この運転を楽しめるという点がスバル車の魅力の一つではないでしょうか。
衝突回避システムであるアイサイトをはじめとした安全性への意識が高いのもスバルの特徴の一つです。
世界的に人気のあるスバルですが、実は市場ではシェアが低いのが現状です。しかし、小さい自動車メーカーだからこそこだわることができるとも言えます。
現行型の最大のライバルとも言える「マツダアテンザ」に関してもフルモデルチェンジの時期が迫っています。
また、他の「レヴォーグ」や「アコード」、「ティアナ」などの同型の車種もモデルチェンジする時期が迫っていると考えられます。
それぞれの車種に魅力があり特徴がありますが、「大人のクルマといえばやはりレガシィ」はしっかり視野に入れておきたい車種といえます。
ぜひ購入しようという場合にはモデルチェンジする時期を見計らって、しっかり試乗を行って乗り心地や機能などを体感してからどの車種が良いのかを選んでいくことがオススメです。