レガシィB4RSKモデルは、2001年の発売から既に17年の年月が経過していますが、今でも一部のファンに愛される名車となっています。そのレガシィB4 RSKモデルがなぜ今でも人気があるのかを、色々な点から検証していきたいと思います。
レガシィB4 RSKモデルは速いのか?
日々の生活で活躍している車は自分好みのデザイン、乗り心地の良さ快適に過ごすことが出来る車内にこだわることで運転を楽しむことが出来ます。レガシィB4RSKモデルはツーリングワゴンの人気と実力があります。
車内にはメーター類の視認性の高さは一生磨きがかかっており頼もしい作りになっております。機能性は申し分ない安定感で安心をして乗ることが出来ますし、その上シートが素晴らしい仕上がりになっております。
クッション部分の厚すぎないバランスが取れた硬さは、お尻が沈み込むほどの柔らかなものではなく、その上、走行中の腰のホールド感がしっかりとしているので座り心地は抜群です。もちろん運転をしていても疲れることはないですし、長時間乗っていても苦痛に感じることはありませんので、楽しくドライブをすることが可能です。
魅力的な部分には運転席からの視界も取り上げられている。ボディの四隅がきちんと確認が出来、分かるだけでなくサイドミラーも見やすくて運転がしやすい仕組みになっております。スペックは全長4605㎜×全幅1695㎜×全高1410㎜、排気量1994㏄です。
レガシィB4は車の中でも相当速く走ることが出来、加速性能に優れております。その他にもシーケンシャルターボ2リッターから280psものハイパワーを発生することが出来新開発のプライマリーターボを採用しておりコンプレッサーホイールを最小化やハウジングを最大化して2000から4000rpmでのトルクを7%もアップすることが出来ました。
なだらかなトルクカーブをえがくような改良がされたのでアクセル操作にあたり加給されていることを気にせず運転することが出来ます。パワーやトルク、ドライバビリティなど全てに関して不足を感じることがない部分が魅力的です。
乗り心地が良くしっかりとダンピングが効いていますので硬すぎず柔らかすぎず乗り心地は抜群です。自分好みの車は乗っていても楽しく快適に車内を過ごすことが出来ます。その上、座り心地の良さなどに意識をすることで疲れず長時間の車の運転も苦痛になることはありません。
一緒に車内で過ごす人たちも快適に過ごすことが出来るので、楽しんで出かけることが可能です。広々とした車内、はやく走ることが出来るレガシィB4は、見た目の格好もよく年齢や男女に関係ない人気の車です。快適に過ごしやすく、速さやシートの良さを求めるのであればレガシィB4RSKモデルがおすすめです。
レガシィB4 RSKモデルの燃費は悪いのか?
レガシィB4RSKモデルは、5ナンバーサイズのボディに2リッター4気筒の水平対向エンジンに2ステージターボといわゆるツインターボを搭載し280馬力もの出力を誇り、駆動方式は4WD。
ミッションは5速MTと4速ATの2タイプ、馬力がそれぞれ異なります、MT車が280馬力・AT車は260馬力。足回りにはビルシュタイン製のダンパー、アルミ鍛造のフロントアーム、タイヤサイズは前後とも215/45R17となっています。
ATモデルのトランスミッションにはパドルシフトを装備しステアリングから手を離さずにシフト操作が可能です。4WDシステムもミッション形式により少々異なり、MTモデルは、前後50:50のビスカス式LSD付きセンターデフ、それに対してATでは、前後45:55を基準に、状況に応じてトルク配分をコントロール、不等&可変トルク配分電子制御4WDを採用。
今回はこのモデルの燃費についてお話していきます。このモデルですが2リッターターボのエンジンを採用。現代ではダウンサイジングターボ、つまり排気量を小さくしその代わりにターボを搭載し出力を向上させる方法が各メーカー主流となってきています、同じ2リッターターボでもエンジン自体の構造が少々異なりまして、レガシィB4RSKモデルのエンジンはEJ20型でレシプロエンジン。
一方で近頃増えてきているエンジンは、同じ2リッターターボでもHVに使われるアトキンソンサイクルのエンジンをベースに、ターボを使用し高燃費とパワーを両立したエンジンが多いと感じます。では、レガシィB4RSKモデルの燃費が著しく悪いか?といったらそんなことはなく街乗りで7~8、高速巡航でも11~14程の燃費、私はトヨタの2リッターターボモデルの車両に乗っていますが街乗りで9~11、高速巡航で13~16です。比べてみても、大きく数字は変わりません。
これは好き好きですが、エンジンパワー感が必要なときには十分に楽しめ誰かを乗せてゆっくりとドライブを楽しみたいときはそれなりの燃費でエコに走れる。発売から17年の歳月が経った今、考えてもバランスがいい車両だと思います。中古車市場でもお手頃な金額で手に入るので、これから免許を取り車に乗り始める若い世代にも勧めたいコストパフォーマンスに優れた車です。
レガシィB4 RSKモデルの評価
日本国内での自動車生産は海外と比べると質が良いことで知られ、年々様々なモデルが誕生しています。SUBARUが生産・販売するレガシィ(BC/BF系)が1989年に誕生し、同社の看板車種となった今では多くのドライバーから支持を受けています。
当時、経営難から倒産を懸念されていたSUBARU(当時は富士重工)が起死回生の案として開発したレガシィは既存車種であるスバル・1000を改良し、水平対向エンジンやSUBARU独自の機構が特徴です。力強い走りは国内外で圧倒的なシェアを得ています。
急勾配な上り坂でもアクセルを強く踏み込む必要はありません。以降、レガシィは1993年に2代目のBD/BG系、1998年に3代目のBE/BH系、更に2003年にはBL/BP系と、改良を加えながらモデルチェンジを行ってきました。
また、レガシィシリーズはワゴン型などが印象的な車種でしたが今最も人気があるのが3代目のモデルチェンジで誕生したB4、スポーティグレードであるRSKモデルと言えるでしょう。
ハンドル操作やブレーキ操作が容易で、RSKモデルはスポーティグレードにのみ適応したこだわりようで、「レガシィを極める」を開発コンセプトとして設計されたレガシィB4はFF車の廃止や全グレードへの4WDの採用など新しい挑戦の中で生まれたものです。
ターボによって走行能力も高く、1998年にはRJCニューカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。ちなみに、RJCニューカー・オブ・ザ・イヤーは日本における二大カー・オブ・ザ・イヤーの1つであり、日本カー・オブ・ザ・イヤーと同様、大変名誉のある賞です。
このような長い歴史の中で人気を得てきたレガシィですが、実際に利用しているドライバーには如何でしょうか。レガシィB4のドライバーの評価で目立つのが耐久性です。本来、自動車は経年劣化に弱く外観やエンジンの不具合発生率は経過年数に比例します。
しかし、レガシィは経過年数に関わらず今でも多くが現役で走行しています。元々戦車などを製造していた富士重工の生産技術を活かしており、経年劣化による自然故障の発生率も低いのが魅力です。
その一方で、運転時に気になるのが燃費です。
当初からレガシィはリッターあたりの燃費は4~5キロほどで、全輪駆動車(AMD)などのようにターボを搭載しているレガシィもまた燃費は決して良いとは言えません。特に燃費が良いエコーカーが増えた今ではその燃費も目立っています。